『このミステリーがすごい!2019年版』海外編で2位に輝き、日本でも注目を浴びているピーター・スワンソンを紹介します!
最初に読むおすすめの一冊は『そしてミランダを殺す』です!
出版された順番に読みたい方は『時計仕掛けの恋人』から!
じっくり作品を選びたい方は続きを読んでください
・ ピーター・スワンソンの基本情報(出身は?作風は?受賞歴は?)
・ どんな人におすすめ?
・ 全6作品のおすすめランキング
・ 試し読みができるサイト
ブログの管理人
本記事では管理者のこいちゃが、”AIに聞いた結果”と”自身の経験”からおすすめのピーター・スワンソン作品を紹介します。
ピーター・スワンソンの基本情報
日本でも注目を集めているピーター・スワンソンですが、最初に出身・受賞歴・作風を紹介します。まずは、どんな作家さんなのかを知りましょう!
出身
アメリカのマサチューセッツ州
受賞歴
2014年に『時計仕掛けの恋人』(THE GIRL WITH A CLOCK FOR A HEART)でデビューしました。
2015年には、2作目となる『そしてミランダを殺す』でCWA賞のイアン・フレミング・スチール・ダガー部門最終候補となりました。
CWA賞はイギリスの文学賞。英国推理作家協会(The Crime Writers’ Association)によってその年にイギリスで出版された推理小説から選ばれる。
イアン・フレミング・スチール・ダガー賞 (The Ian Fleming Steel Dagger for best thriller) : 優れたスリラー作品に与えられる賞。スパイ小説「007シリーズ」を送り出した作家イアン・フレミングに因む。
引用元: https://ja.wikipedia.org/wiki/CWA%E8%B3%9E
また、同作品は「このミステリーがすごい!2019年版」海外編で2位になっていました。この頃から日本での認知度が上がってきました。
作風
心理サスペンスの要素が強い!
イアン・フレミング・ダガー賞の候補になったことからも分かりますが、心理的な描写でドキドキさせてきます。
急な展開で、読む手が止まらない!
章の構成が良くできています。設定は使い古されたものが多い一方で、展開が秀逸なため読者を飽きさせません。
登場人物の癖が強い!
共感できる人いるのかな?ってぐらい癖の強い人たちが出てきます。これもピーター・スワンソンの面白さの一つです。
こんな人におすすめ
・心理サスペンスとスリラーが好きなひと!
・どんでん返しが好きな人!
おすすめの作品順
ピーター・スワンソン作品をおすすめの順番に並べます!
おすすめ1: 『そしてミランダを殺す』(The Kind Worth Killing) 務台夏子=訳 創元推理文庫
あらすじ
実業家のテッドは空港のバーで見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻ミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し協力を申し出る。だが殺人計画が具体化され決行日が近づいたとき、予想外の事件が……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防を描く傑作ミステリ! 解説=三橋曉
引用元:東京創元社
おすすめ2: 『8つの完璧な殺人』(Eight Perfect Murders) 務台夏子=訳 創元推理文庫
あらすじ
ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI 捜査官が訪れる。マルコムは以前、“完璧な殺人”が登場する犯罪小説8作を選んで、ブログにリストを掲載していた。ミルン『赤い館の秘密』、クリスティ『ABC殺人事件』、ハイスミス『見知らぬ乗客』……。捜査官は、それら8つの作品の手口に似た殺人事件が続いているというが……。ミステリーを心から愛する著者が贈る傑作!
引用元:東京創元社
おすすめ3: 『アリスが語らないことは』(All the Beautiful Lies) 務台夏子=訳 創元推理文庫
あらすじ
大学生のハリーは、父親の事故死を知らされる。急ぎ実家に戻ると、傷心の美しい継母アリスが待っていた。刑事によれば、海辺の遊歩道から転落する前、父親は頭を殴られていたという。しかしアリスは事件について話したがらず、ハリーは疑いを抱く。──これは悲劇か、巧妙な殺人か? 過去と現在を行き来する物語は、ある場面で予想をはるかに超えた展開に! 圧巻のサスペンス。解説=吉野仁
引用元:東京創元社
おすすめ4: 『だからダスティンは死んだ』(Before She Know Him) 務台夏子=訳 創元推理文庫
あらすじ
ボストン郊外に越してきたヘンと夫のロイドは、隣の夫婦マシューとマイラの家に招待された。マシューの書斎に入ったとき、ヘンは二年半前に起きた殺人事件で、犯人が被害者宅から持ち去ったとされる置き物を目にする。マシューは殺人犯にちがいない。そう思ったヘンは彼について調べ、跡をつけるが。複数視点で進む物語は読者を幻惑し、衝撃の結末へなだれ込む。超絶サスペンス! 解説=村上貴史
引用元:東京創元社
おすすめ5: 『時計仕掛けの恋人』(THE GIRL WITH A CLOCK FOR A HEART) 棚橋志行=訳 ハーパーBOOKS
あらすじ
出版社に勤める中年男性ジョージは会社帰りの金曜日、バーで魅惑的な女に目を奪われる。
引用元:ハーパーBOOKS
それは学生時代に“死んだ”はずの恋人リアナだった。
「ある男に狙われていて助けてほしい」――関わるべきでないと知りながら
ジョージは否応なくリアナの言葉に引き込まれてゆくが、やがて周囲で殺人
事件が起き、自らが容疑者としてとんでもない悪夢の渦中にいると気づく……
先読み不能の極上ミステリー!
おすすめ6: 『ケイトが恐れるすべて』(Her Every Fear) 務台夏子=訳 創元推理文庫
あらすじ
ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住まいを交換し、半年間ボストンのアパートメントで暮らすことにする。だが新居に到着した翌日、隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人は、彼女とコービンは恋人同士だが周囲には秘密にしていたといい、コービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか? 年末ミステリ・ランキング上位独占の『そしてミランダを殺す』の著者が放つ、予測不可能な衝撃作! 解説=川出正樹
引用元:東京創元社
試し読みはできる?
ピーター・スワンソンの作品はBook Live、Kindleで試し読みできます!
海外の作品は読みづらいと感じる人も多いでしょう。(僕がそうでした。どうしても読み進められないものもありました。。。そこで! 自分に合っているか確かめるために試し読みをおすすめします!!!
迷ったら『そしてミランダを殺す』を読もう
日本語で読めるピーター・スワンソンの作品は全6作品です。(2023/9 現在)
僕のおすすめ順
おすすめ1: 『そしてミランダを殺す』
おすすめ2: 『8つの完璧な殺人』
おすすめ3: 『アリスが語らないことは』
おすすめ4: 『だからダスティンは死んだ』
おすすめ5: 『時計仕掛けの恋人』
おすすめ6: 『ケイトが恐れるすべて』
迷ったらまず、『そしてミランダを殺す』を読んでみてください!!!