読書が苦手だけど本を読みたい
読みやすい本を探している
ちゃんと最後まで読める本を探している
読書が苦手だけど、
本を読まなきゃ
読めるようになりたいな
と思っている人は多いと思います。
この記事では皆さんの読書が苦手という意識が無くなる読みやすい本を紹介します
自己紹介
はじめまして、こいちゃです
高校卒業まで読書が大の苦手だった僕が月に平均7冊(年間80~90冊)読めるようになった経験をもとにこの記事を書いてます。
僕の場合は、本を読むと眠くなったり、同じところを何度も読んで挫折してしまったりすることがよくありました。
1日1時間と決めて読書をし始めて、2日目に断念することも多々ありました。
原因は読書に対する誤解だったと思います。
そもそも読書することが目的になっていたのが間違いだったと思います。
この記事では、読書のメリットを知ってもらい、読む本の選び方まで説明します。
最後には、おすすめの読みやすい本を10冊選びました
読書が苦手という方は是非参考にしてみてください
はじめに
この記事の目的は、読書が苦手な人に最初の一冊を見つけてもらうことです。
おすすめの10冊は僕の経験をもとに紹介しています。
そのため、苦手を克服できる最初の作品は別にあるかもしれません。
“読書の目的とメリット”、”読みやすい本の選び方を紹介”させていただきました。
1冊読んだら次の1冊を読み、積み重ねることで苦手が解消できます。
最初の1冊を見つけるきっかけになれば幸いです。
なぜ大人になって読書する?メリットは?
本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。
本は著者がとても苦労して身に付けたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。ソクラテス(古代ギリシアの哲学者/紀元前469-紀元前399)
出版科学研究所 ONLINE
https://shuppankagaku.com/knowledge/proverb/
読書するメリットを説明するためにソクラテスの言葉を引用しました。
本は他人が時間をかけて余分なものを除いて書き上げた文です。
本を読むということは他人の経験を時短で自分に取り込むということと同じ意味なのです。
多くの経験を読むことは人生を豊かにし、自分の周りにも影響を与えます。
大人になることで時間も限られているからこそ、読書することが人生を豊かにする近道になると考えています。
まずは読書することで得られる恩恵を想像してみてください。
読書が苦手な方の中には、
・時間がかかりすぎる
・途中で飽きてしまう
という人がいるかもしれません(僕がそうでした)。
最初は本を読み切ることを目標にするのではなく、読書することでどんな知識・体験を得たいかを考えて読んでみてください。
最後まで読まなくても、知識を得られれば読書は成功なのです。
実用書であれば、実戦・生活で活用できる知識が身に着けば成功
小説であれば、自分が知らない言葉・考え方を知れたら成功です
読み切ることを目標にしてしまうと辛いと思うので、まずは小さな読書体験を積んでいきましょう。
これを知っていただいた上で読書することのメリットをいくつか書きます
もちろん読書するメリットはここに書くよりもたくさんあります
知識や教養を得ることができる
知識や教養を得ることは実生活に役立ちます。
実用書、小説に分けてまとめてみました。
実用書
生活にすぐに役立つ知識が得られ、悩みの解決につながります。
お金の悩み、家庭の悩み、仕事の悩みなど悩みを数えたらきりがありません。
しかしそれは自分だけでは無く、他にも多くの人が経験した悩みです。
その悩みの解決方法をまとめたものが実用書です。
つまり、自分の悩みに合った本を読めば解決の糸口になるのです。
余談ですが、最近ではインターネットが普及しスマホ一つで多くの情報が検索できます。
これからは膨大な情報から信用できるものを見抜く力が必要になります。
信用度について、基本的に本は出版社が責任をもって発行しているため高いです(例外はありますが)。
それに対してブログなどは不特定の個人が発信しているため信頼度が低いです(特大ブーメラン)。
間違った知識・体験を身に付けないためにも、情報源として本を選ぶメリットがあります。
小説
他人を体験することで、視野が広がります。
実生活で体験できるのは自分だけです。
自分だけで体験できることは限りがありますが、小説では自分とは全く異なる人生や物語を体験できます。
ミステリーでは、起こった事件に対して途上人物が何を考えるのかが体験できますし、
SF、ファンタジーや時代物では、現実・現代の人とはことなる発想が体験できます。
小説を読むことで自分の視点で困難や悩みに直面した時にいろいろな角度から考えられるようになり、視野が広がると考えています。
コミュニケーション能力が向上する
コミュニケーション能力とは、対人において意思疎通や協調するために必要な能力のことです。
意思疎通、協調に欠かせないのが相手の理解です。
この相手を理解するということが読書と同じであると考えています。
読書では作家の意図を読み取る能力が鍛えられるため、自然とコミュニケーション能力は向上していきます。
(=相手を理解する能力)
コミュニケーション能力が高い人は相手を読み解く力を持っています。
先天的なものにも思えますが、読書により得られる後天的なものと考えています。
読みやすい本とは?探し方は?
読みやすい本は人によって異なります
まずは、どんな本が読みやすいのかを考えてみましょう
読みやすいと感じる本の例を3つ挙げます
分量が少ない
文章が固くない
話が面白い
分量が少ない
読書が苦手な人でも分量の少ない(薄い)本であれば読めそうと思う人は多いと思います。
本の価値は文字の多さではありません。
文章の短い本でも価値のあるものはたくさんあります。
分量が少なければ読めそうと感じた人はまずは、短い本を探して読んでみましょう。
読書を重ねることでだんだんと分量に対する抵抗が和らいでいきます。
文章が固くない
読書が苦手な人の中には教科書に出てくるような硬い文章だけが本だと錯覚している人がいると思います。
僕もその影響で大学に入るまで読書に抵抗がありました。同じ文章を何回か読まないと理解できないような文章が本だと勘違いしていました、、、
しかし、実際にはライトノベルのように読みやすいものはたくさんあります。
ライトノベルじゃなくても、流行りの現代作家さんの作品は読みやすい傾向があるので、固い文章が苦手な人にはおすすめです。
すらすら読める経験をすれば自然と読書が楽しくなっていきます。
話が面白い
文章が長かったり、固かったりしても、話が面白いとどんどん読めてしまう作品があります。
例えば自分の趣味や仕事に関わる話などです。
もともと理解している分野であれば、共感もしやすいし、知識もある程度あるためすらすら読めてしまうことがあります。
僕の場合は多少固くても科学の本などはすらすら読めてしまいます。逆に歴史ものなどは遅い、、、
自分の趣味や仕事から関連する本から探してみるのも手です。
初心者におすすめしたい実用書 5選【大人向け】
前向きになりたい人: 『嫌われる勇気』岸見一郎
実用書で検索するとまずヒットする一冊。
僕も人生で3冊目ぐらいに読んだ本です。
この本はアルフレット・アドラーという心理学者(哲学者)の考えを会話形式で紐解いていきます。
会話形式で進んでいくため初心者でも読みやすく、
人生について前向きに考えられるような内容なので万人受けしやすいです。
対人関係で悩んでる人: 『人を動かす』カーネギー
どのようにしたら人に好かれるのか?
どのように伝えれば思い通りに動いてもらえるのか?
対人関係でうまくいっていないと感じている人におすすめの一冊です。
カーネギーさん自身の経験をもとに書かれているため分かりやすく、
その効果について実績があるため受け入れやすいです。
章分けも分かりやすく読みたいところだけ読んでも身になります。
お金で悩んでいる人: 『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ
お金持ちとはどういう意味でしょうか?
有名な会社でずっと働いて貯金することでしょうか?
この本では20年前のアメリカを舞台にお金持ちとは何かについて、実際にお金持ちになった人の経験をもとに語られます。
日本経済が20年程アメリカに遅れをとっていることを考えると今こそ呼ぶべき本かもしれません。
現代の日本ことか?と思うぐらいすっと入ってくる無いようなので読みやすいです。
頭が良くなりたい人: 『頭のいい人が話す前に考えていること』安達祐哉
流行っている実用書です。
頭が良くなりたいと思った人におすすめです。
そもそも頭が良くなるメリットは?
頭が良いと認めてもらうためには?
がうまくまとまっています。
自分を認めてもらうためにも頭がいいと思ってもらえるように!
人気の実用書だけあって、読みやすくまとまっています。
ブログをはじめたい人: 『「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ スキマ時間で自分の「好き」をお金に変える!』ヒトデ
僕がブログをはじめようと思ったときに手に取った本です。
趣味全開ですが、自分の趣味に合った本を選ぶの参考です。
どんな趣味でも自分より先に趣味にしている人がいて本が出ています。
自分の趣味に合う本を探してみましょう。
初心者におすすめしたい小説 5選【大人向け】
現代作家の短編小説: 『死神の精度』伊坂幸太郎
人気現代作家“伊坂幸太郎”の名作です
主人公の死神が8日後に死ぬ予定の人々について調査するお話で、
ハラハラしたり、感動したり
小説の面白さがぎゅっと詰まっています
短編集になっていて、読みやすさも抜群です
世界的名作: 『星の王子さま』サン=テグジュペリ
世界的な名著です
子供向けでは?と思う方もいると思いますが、
大人になってから読んでも楽しめる一作です
子供のころに読んだことがある方も
今読むと受け取り方が違うと思います
分量が少なめで読みやすいし、
読んだことある人も多いため話題にもついていけるようになります
ミステリーの入り口: 『十角館の殺人』綾辻行人
多くの国内ミステリー好きが最初に読んだ本です
僕もこの作品から国内ミステリーを読むようになりました
続きが気になる展開が多いのですらすら読めると思います
ミステリーの入門書なので、読書初心者の方にも読みやすい作品
シリーズ作品もたくさんあるのでわくわくする作品です
国内ファンタジーの名作: 『獣の奏者』上橋菜穂子
ファンタジー作品が気になる方におすすめなのが上橋菜穂子さんの作品です
ここでは『獣の奏者』を上げましたが、『鹿の王』『守り人シリーズ』も人気です
ファンタジーでは空想の生き物や世界観を楽しめます
世界的には魔法の世界を描いた『ハリーポッター』などが人気ですが、
分量などを考えると最初は手が出しづらいです
今回は特に読みやすい作品として『獣の奏者』を挙げました
SF好きにはたまらない: 『火星の人』アンディウィアー
SF好きにおすすめなのは『火星の人』です
映画『オデッセイ』の原作でもあります
火星での生活を描いていてユーモアあふれた作品です
宇宙が好きな人に読んでいただきたい一作
リアリティもあって面白いです
上・下巻に分かれていて一見分量が多いですが、
宇宙が好きな人はすらすら読めます