この記事ではブラピが主人公役を演じて話題となった『マリアビートル』伊坂幸太郎のあらすじと感想を紹介します。
伊坂幸太郎さんの最高傑作エンターテイメント!面白かった、、、
〈殺し屋シリーズ〉全4作品との繋がり
1, グラスホッパー
2, マリアビートル
3, AX
4, 777
『グラスホッパー』との繋がり
『マリアビートル』は『グラスホッパー』後の世界です。
そのため『グラスホッパー』で登場した人物が数人出てきます。
『AX』との繋がり
『AX』は『マリアビートル』後の世界です。
こちらにも『マリアビートル』を読んでいるとフフッとなるような話しが出てきます。
『777』との繋がり
なんと『マリアビートル』と主人公が同じです。
『マリアビートル』が大人気だったこともあり、続編が描かれました。
Kindleの三冊まとめ売りが安い
『777』はまだ文庫化されていない
『777』はまだ文庫化されていません。僕は単行本で楽しみましたが、文庫版が出たら単行本を誰かにあげて文庫で揃える予定です(わくわく)。
あらすじ: 『マリアビートル』伊坂幸太郎
到達点幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
(C) Kotaro ISAKA 2010, 2013
小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の!
『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。
感想(ネタバレ無し): おすすめ度 9/10
おすすめ度: 9/10
「なぜ人を殺してはいけないのか?」
殺し屋だらけの世界で何が悪で何が正しいのか。
そんなことを考えながら読み進めていました。
殺し屋同士のバトルが注目を集める作品ですが、哲学的な視点でも楽しむことができます。
伊坂幸太郎のエンターテインメントをぎゅっと詰め込んだ作品です。
映画はどこで見られる?
『マリアビートル』を原作としたハリウッド映画『Bullet Train』はプライム会員であれば見放題です。
UNEXTなどの動画配信サービスでもレンタルして観ることができます。
オーディオブックはどこで聴ける?
『グラスホッパー』と同じく原島梢さんが朗読しています。
聴きやすい女性の声でレビューもかなり高く、良質なオーディオブックです。
まとめ: 『マリアビートル』伊坂幸太郎は世界でも人気の作品です
『マリアビートル』伊坂幸太郎は殺し屋アクションエンターテインメント小説です。
世界からも評価されていてハリウッド映画化もされています。
しかもブラピが主人公。
『マリアビートル』に出てくる不運な殺し屋”天道虫”が主人公の『777』が発売され、また注目を集めています。
『グラスホッパー』から読むことを推奨しますが、
個人的には『マリアビートル』→『777』の順番で読んでも楽しめると考えています。