「海外の本っておもしろそうだけど、難しそうでなかなか手が出せない…」
そんなふうに思っている読書初心者さんに向けて、この記事では 読みやすさ重視の海外作品をジャンル別に紹介します。
どれもストーリーに入りやすくて、訳文もやさしめ。読書にまだ慣れていない人でも、スラスラ読める本ばかりを選びました。
この記事を読めば、
✅ 自分に合った海外本の選び方がわかる
✅ ジャンルごとのおすすめ作品が見つかる
✅「最初の一冊」にぴったりな本と出会える
「どれから読めばいいかわからない…」という方は、ぜひ気になるジャンルからチェックしてみてください!
🌍 海外文学って難しい?初心者でも楽しめる作品はある!
「海外文学=難解で読みにくい」と感じていませんか?
たしかに登場人物の名前が覚えにくかったり、文化的な背景がピンとこなかったりと、日本の小説とはちょっと勝手が違う部分もあります
でも実は、読みやすくて引き込まれる海外作品はたくさんあります
訳文がやさしく、ストーリーのテンポもよくて、読書初心者でもスラスラ読めるものも多いんです
この記事では、
✅「物語に入りやすい」
✅「訳文が平易」
✅「ジャンルとして親しみやすい」
というポイントを意識して、ジャンル別におすすめの8冊をご紹介します。
まずは自分が気になるジャンルから、気軽に手に取ってみてください!
📚 読みやすい海外本の選び方|3つのチェックポイント
初心者が海外本を選ぶときに大事なのは、「難しすぎないこと」と「物語に入っていきやすいこと」。
以下の3つのポイントを押さえておくと、失敗しにくくなります。
1. 訳文が平易で自然
翻訳の質は作品の読みやすさに直結します。
あまりに直訳的だったり、古めかしい言い回しが多いと、内容が頭に入ってきづらくなります。
なるべく最近翻訳された版や、児童書・YA(ヤングアダルト)作品などから始めるのがおすすめ。
2. 登場人物が少なく、構成がシンプル
いきなり大河小説のような作品に挑戦すると、人物関係を把握するのに疲れてしまうことも…。
短編集や、少人数の登場人物で進む作品は、物語を追いやすく、初心者にぴったりです。
3. 自分の好きなジャンルから選ぶ
興味のないテーマだと、どんなに名作でも途中で挫折しがちです。
ミステリーが好きならミステリーから、ファンタジーが好きならファンタジーから。
「好き」から入るのが、読書習慣を続ける一番の近道です。
このあと紹介する8冊は、まさにこの3つのポイントを押さえた「読みやすい海外本」です。
きっと「海外【ヒューマンドラマ編】感動で心がじんわり温まる2冊
人の心の動きや成長を描いたヒューマンドラマは、感情移入しやすく初心者にもおすすめ。
物語の舞台が多少異なっても、「人の気持ち」はどこでも通じるもの。翻訳文学への入り口にぴったりです。
【ヒューマンドラマ編】感動で心がじんわり温まる2冊
人の心の動きや成長を描いたヒューマンドラマは、感情移入しやすく初心者にもおすすめ。
物語の舞台が多少異なっても、「人の気持ち」はどこでも通じるもの。翻訳文学への入り口にぴったりです。
『モモ』ミヒャエル・エンデ
時間を奪う“灰色の男たち”に立ち向かう、少女モモの物語。
現代社会の忙しさや「時間の使い方」を問いかける、哲学的だけどやさしいファンタジー作品です。
🟢 読みやすさポイント
・子ども向けの語り口なので文章が平易
・寓話的で、ストーリー展開が素直に心に入ってくる
『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
砂漠に不時着した“ぼく”と、星からやってきた不思議な王子の対話を通じて、人生の本質を静かに描く一冊。
🟢 読みやすさポイント
・短く、詩のように美しい文章
・絵本にもなっており、読書に慣れていない人でもスラスラ読める
【ミステリー編】テンポよく読める!続きが気になる海外ミステリー2冊
展開が気になってページをめくる手が止まらないミステリーは、読書初心者にもぴったり。
物語に引き込まれながら、自然と読書習慣がついていくジャンルです。
『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティ

孤島に集められた10人が次々と殺されていくサスペンスミステリー。
名作ながら構成がシンプルで、初めてでもスリリングに楽しめます。
🟢 読みやすさポイント
・登場人物は多いが、状況が整理されており把握しやすい
・シンプルな謎解き構造とテンポの良さ
『シャーロック・ホームズの冒険』アーサー・コナン・ドイル

世界一有名な名探偵が活躍する短編集。1話完結なので少しずつ読めるのもポイントです。
🟢 読みやすさポイント
・古典ながら軽快な語り口
・短編形式で、忙しい人でも読み切りやすい
【ファンタジー編】物語世界に浸れる夢のような2冊
現実から少し離れて、空想の世界を旅するファンタジー。
小難しい説明も少なく、ワクワク感が先行するので、初心者でも夢中になれます。
『ハリー・ポッターと賢者の石』J.K.ローリング

孤児の少年ハリーが魔法学校へ入り、仲間と冒険を繰り広げる物語の第1巻。
世界的ベストセラーで、ファンタジー初心者の入門書的存在。
🟢 読みやすさポイント
・児童書なので文章が平易でテンポもよい
・映画で世界観を知っている人ならより入りやすい
『ライオンと魔女』C.S.ルイス(ナルニア国物語)
衣装ダンスの奥から、子どもたちが魔法の国ナルニアへ。
善と悪の戦いを通じて、勇気や成長を描いた王道ファンタジーです。
🟢 読みやすさポイント
・一冊完結でスッキリ読める構成
・子どもから大人まで楽しめる、優しい物語と文体
【SF編】科学と空想の世界へ!読みやすい入門SF2冊
「SF=難しい」と思っている方にこそ読んでほしい、ストーリー重視で親しみやすい作品を厳選。
現実の延長線上にあるワクワクする未来や哲学的な問いが、あなたの読書体験をぐっと広げてくれます。
『われはロボット』アイザック・アシモフ
“ロボット三原則”に基づいた短編SF集。人工知能やロボットと人間の関係を、鋭くユーモラスに描いています。
🟢 読みやすさポイント
・1話完結で読みやすい構成
・会話中心の展開でテンポが良い
『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン

月で見つかった遺体が、5万年前の人類だった――その謎に挑む科学者たちの知的冒険SF。
科学要素は多いものの、ミステリーのような構成でぐいぐい読めます。
🟢 読みやすさポイント
・文章が理路整然としていて日本語訳も滑らか
・科学に詳しくなくても楽しめる“知的好奇心”系SF
📝 まとめ|まずは「気になる1冊」から始めてみよう
「海外文学=難しい」と思っていた方も、ジャンルや作品を選べば、きっと楽しく読み進められます。
今回はヒューマンドラマ、ミステリー、ファンタジー、SFの4ジャンルから、読みやすくて物語に入りやすい海外本を紹介しました。
どれも初心者向けとはいえ、長く愛されてきた名作ばかりです。
まずは気になったジャンルから、「これ読んでみたいかも」と感じた1冊を選んでみてください。
読書が楽しいと感じられれば、次の一冊もきっと自然に見つかるはずです。
本記事の著者

本記事を書いたのは、読書ブログ「AI Books」 を運営する こいちゃ です!
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