本記事では『また、同じ夢を見ていた』住野よるのあらすじと感想を紹介します。
幸せとは?人生とは?について小学生の主人公”菜ノ花”と考えるお話
この著書は、こんな人におすすめ
今、人生に満足していない、幸せを感じていない人に読んでほしい作品です
あらすじ: 『また、同じ夢を見ていた』住野よる
250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。
その著者、住野よるの第二作目が、待望の文庫化。
友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、
アバズレと罵られる女性、一人静かに余生をおくる老女。
彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。
「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない
全ての人たちに贈る物語。
こんな人におすすめ
今、人生に満足していない、幸せを感じていない人に読んでほしい作品
本作品のテーマは、「幸せとは?」「人生とは?」です。
小学生の”菜ノ花”はいろいろな人と出会い、その答えを探します。そのため、いろいろな角度から”幸せ””人生”についての答えが示されます。
読者自身も「幸せとは?」「人生とは?」何かを考えるきっかけとなるでしょう
感想 (ネタバレ無): 『また、同じ夢を見ていた』住野よる
おすすめ度: 10/10
最高に幸せな物語です。
ここまで幸福感のある話を僕はまだ知りません。
どこに惹かれたのか?
物語自体も素敵なのですが、印象に残ったのは、
住野よるさんの本に対する愛情です。
主人公は本好きな小学生なので、いくつかの童話が登場します。いづれの作品も物語の中で生き生きと描かれています。
作者自身が本を愛していて、その愛を表現する力を持ち合わせていなとできないものだと感じました。
僕は大学生から読書に熱中したので有名な童話すら読んだことがなかったのですが、『また、同じ夢を見ていた』を読んでからいくつかの素敵な作品に出合うことができました。
僕が本の魅力を伝えたいと考え始めたのはこの作品がきっかけです。文句なしの最高傑作です。
『また、同じ夢を見ていた』はオーディオブックでも聴ける
audiobook.jpで聴き放題の対象になっています。今なら30日間無料なのでぜひ聴いてみてください!
聴いてみた感想
有名声優さんたちが送る最高のボイスドラマ
オーディオブックといえば、一人のナレーターが淡々と本を読み聞かせるものだと勘違いしていました。
実際には、
キャラクターごとに声優さんが付き、演技をしていたのです
8時間30分にもなるボイスドラマを無料で楽しんでしまっていいのかと不安になるほどの完成度でした。
住野よるさんの他作品も聴き放題
住野よるさんの作品としては、『君の膵臓をたべたい』『よるのばけもの』が聴き放題です。
また、『青くて痛くて脆い』は購入することで聴けます。
14日間無料で聴き放題
登録はこちらから↓
『また、同じ夢を見ていた』は全3巻でコミック化している
住野よるさんの『また、同じ夢を見ていた』はコミック化もしています。文章がしっかりしていて、原作をリスペクトしていることが見て取れたので、とても印象が良かったです。
絵もかわいらしい感じで、小説のイメージに合っています。
マンガ好きな方はぜひこちらで楽しんでみてください!
まとめ :『また、同じ夢を見ていた』住野よるは、幸せになるヒントを与えてくれる作品
今回は住野よるさんの『また、同じ夢を見ていた』を紹介しました。
オーディオブックでも今なら30日間無料で楽しめます。
中古本を買うならネットオフがお得です
ネットオフならお得に中古本を購入できます。『また、同じ夢を見ていた』は343円(税込み)でした。